12-inch MacBook 2017を1年間使ってみて感じたこと
概要
僕の愛用しているMacbookくんについてです。
MacBook ProでもMacBook Airでもありません。MacBookです。
スペック
Machine | OS | CPU | RAM |
---|---|---|---|
MacBook(Retina, 12-inch, 2017) | macOS Sierra 10.12.6 | 1.4GHz Intel Corei7 | 16GB 1867MHz LPDDR3 |
用途
僕は出先でパソコンをいじることが多く、ほぼ常に携帯しています。
用途としては、
- Google Chrome
- VSCodeでコーディング
- dockerを用いたテスト環境構築
- VirtualBoxによる仮想環境立ち上げ(Ubuntu18, CentOS7, ArchLinux, Windows10のうち同時に立ち上げるのは2台くらい)
- あとはいろいろ
- Slack, Discord, LINE等のメッセージングアプリ
- Excel, Word, PowerPoint, OutLookとかのOffice系ソフト
- WireSharkとかCyberDuckとかGitKrakenとかSourceTreeとかQuiverとか…
まぁそんなにヘビーな使い方はしてないと思います。
長所
軽い
メチャクソ軽いです!動作じゃなくて重量の話です。
920gとMacで最軽量じゃないのかな? Airとはなんだったのか
ぶっちゃけこれが決め手で買いました。
MacBook Proを持ち歩くって結構シンドいんですよね。
この軽さだと大気より軽いので紐をつけておくだけでプカプカ宙に浮くので楽です。 うっかり手を離すと成層圏まで飛んでいくので気をつけましょう。
画面が綺麗
やっぱRetinaはいいですね!
買い換える前は非RetinaのMacBook Proを使っていたので画面の綺麗さに感動しました。
解像度が高く色彩も色鮮やかなので画面の小ささはほとんど気になりませんでした。
キーボードが打ちやすい
これは好みが出るかな〜とは思いますが、第2世代のバタフライキーボードは慣れればそんなに悪くないです!
キーストロークが浅いおかげで、タイピングも高速にできて満足です。
処理能力は申し分なし
携帯機としての処理能力に不満は全くありません。
MacBook (Mid 2017) Benchmarks - Geekbench Browser
Geekbenchのベンチマークによると、僕の使っているi7-macbookは
Single-Core Score: 3923 Multi-Core Score: 7568
となかなかの高スコアです。
Late2016のMacBook Pro-i7 13inchモデルよりも上らしいです。
オシャンティー
ちなみに色はゴールドを使っています。
銀とか黒はなんか面白みがないし、MBPでもあるし、ピンクゴールドは実機見に行ったら思ってた100000000倍くらいバリクソピンクでキモくなったのでやめました。
丁度使っているiPhoneもゴールドだしいいかな〜って
最初は派手かなって思ってたけど今は結構満足してます。
スタバでイキれる
スタバでクソデカMacBookProとかThinkPad(笑)使ってるゴミどもを見下しながらコーヒーが飲めます。
短所
インターフェース周り
これに尽きる
USB-TypeCに対応してる機器が少なすぎるし高すぎる
マジで伊丹市森本ゴミハゲです。
TypeCからHDMIに変換するだけのハブが3000円するってどういうことよ。
あと変換器がデカい。
それからメーカーの人はHDMI出力しながら充電することを考えつかないらしいです。
下手にRJ45(LAN)ポートとHDMIがほしいなんて言い出すともう地獄です。
USB3.0が3ポートにUSB-C給電とステレオミニプラグとVGAとSDカードスロットとHDMIとRJ45ポートにディスプレイポートなんかつけちゃったりして諭吉一人分です!なんて言い出すクソデカボンクラハブが出てきます。
今でこそ選択肢は増えましたが、購入当初は対応機器がマジのガチで少なくてしんどかったです。
USB-TypeC(3.1)がまさかのGen1 Thunderbolt3非対応
一応TypeCという規格内でも世代があります。
厳密に言うと、typecがコネクタ形状でUSB3.1が規格という違いがあるんですが、
typecであればusb3.1くらいに考えてていいと思います。逆は違います。(USB3.1 Type-Aなどもあるので)
僕はソフトウェアの人なのでそのへんには明るくないです。
ざっくり速度(理論値)を比較すると、
USB2.0 | USB3.0 | USB3.1(Gen1) | USB3.1(Gen2) | Thunderbolt3 |
---|---|---|---|---|
480Mbps | 5Gbps(5000Mbps) | 5Gbps(5000Mbps) | 10Gbps(10000Mbps) | 40Gbps(40000Mbps) |
Thunderbolt3はとんでもない速度ですね。
ちなみにMacBook2017に搭載されているポートはUSB-TypeC(3.1 Gen1)です。
それに対し、現在発売されているMacBook Pro2018はThunderbolt3対応USB-TypeCポートが搭載されています。
僕が買ったときは別に転送速度いらないしな〜と思ってたんですが、
最近猛烈に後悔するイベントが発生しました。
そう、みんな大好きブラマジちゃんです。
Blackmagic eGPU | Blackmagic Design
Blackmagic Design社の販売するこのeGPU(外部接続GPU)は、TB3対応機種でしか使用できないのです。
このブラマジちゃんの何が可愛いって、グラフィック性能を底上げしてくれるだけではなく、Macに給電しつつ、ブラマジちゃん自身がハブとして動作してくれるのです。
背面にUSB3.0が4ポート, Thunderbolt3が2ポート, HDMIポートまでついています。
これが発表されたときにはハゲ散らかすほど後悔しました。
この子がおうちにいれば普段遣いしているMacBookくんがメインPCとして運用できたのに…
MacBookの購入金額は20ウン万だったので、そんなに価格も変わらないしMacBook Proでも別に良かったんですけど、見た目と重量に惹かれて買ったのが浅はかでした。
まとめ
携帯機として買うならよい、コスパはよくない、オシャン
ブラマジ使いたいならProを買うとよろしい
無駄話
言い忘れましたが、コスパを求めるならAirが一番いいと思います。10万くらいで安いし。
Winユーザってみんな口をそろえてMacは高い高いって言うけど、ラップトップに限った話であれば、Macはそんなに高くないと思います。
Winでもi7でメモリ16GB積んでSSDのモデル買えば20万くらいいくしね〜
あとキーボードは絶対US配列がいいと思います。
JISって余計なキーがあるせいでゴチャっとしてるんですよね。なによりUSの無駄のない英印字のみってかっこいい。
ぼくはvim教という宗教に入信しているので、:と;のキーをフリーソフトで入れ替えています。
これでファイル保存するときに修飾キーなんて押す必要がないのでEmacs教の連中のように腱鞘炎になりません。